内定者が抱えがちな悩みとは

内定者の悩み

内定を獲得して就職活動が終わっても、内定者はまださまざまな不安を抱えています。
内定者が嬉しい内定者フォローとは、入社に対する不安を払拭してくれるものと言えます。
内定者フォローを行う際には、その不安を解消する手助けとなるような内定者フォローを行いましょう。
そこでまずは、内定者が抱えている不安をいくつかご紹介していきます。

入社をしてみたら雰囲気が違うことはないか?

就職活動中の説明会や面談などだけで企業の全てがわかるわけではありません。
カルチャーや企業理念などを理解しているつもりでも、いざ入社をしたら思ったような雰囲気の職場ではなかったということもあります。

内定者は、そのうように企業側から受け取った情報と、自分の認識の相違がないか不安に思うことが多々あります。

特に、職場の雰囲気は人によって感じ方が違ったり、言葉だけでは伝わりにくかったりするものです。

新しい環境に適応できるか不安

新卒社員の場合は「働く」ということ自体が初めてという場合も考えられます。
社会人経験のある中途入社の社員であっても、新しい環境には不安を抱くものです。

同期や先輩、上司との人間関係の構築がうまくできるかという不安もあるでしょう。
その他、地方から上京するなど生活環境がガラッと変わることに不安を抱く内定者もいます。

他にもっといい企業があるのではないか

内定承諾をする前の内定者の場合、もっといい企業があるのではないかと入社の決定を悩んでいる人もいるでしょう。

中には、企業側から他の企業の選考を辞退するようにと促される人もいるようです。

「内定者に聞いた!」実際に嬉しかった内定者フォローとは?

嬉しい内定者フォロー

それでは、株式会社ディスコ キャリタスリサーチが、学生モニター 1,261人を対象に行なったアンケート『6月1日時点の就職活動調査』などを元に、内定者が嬉しいと感じた内定者フォローの例をご紹介していきます。

懇親会・座談会

座談会、懇親会などの開催を嬉しいと思う内定者が多くいます。
座談会や懇親会を通し、不十分だった企業理解を補うことができ、また不安に思っていることを質問する機会にもなります。

先輩社員と交流を通し憧れの存在を見つけたり、職場の雰囲気がクリアになったりすることから、志望度がアップする可能性も。

アンケートに回答した55.2%の学生が、入社の意思決定に食事会などの懇親会は必要であると回答しています。

気軽に相談できる環境作り

LINEで気軽に連絡ができる環境を作ってくれたことに対し嬉しいと感じた学生も。

内定者側から企業側に連絡を取るのは勇気がいることです。
LINEといういつも利用するツールを使うことで、カジュアルに連絡を取り合うことができます。

そういう環境を作ることで小さな不安でもすぐに解消でき、企業に対する安心感や信頼も増すでしょう。

オンラインでの内定者フォロー

オンラインでの内定者フォローの実施は、遠方に住む学生にとっては大きなメリットとなります。
移動時間がかからないだけでなく、コロナ禍では新型コロナウイルスへの感染リスクを減少させることができます。

必要以上に来社を求めたり、コロナ流行下でもオフラインでの開催にこだわったりするなど、コロナ禍に対応していない内定者フォローでは内定辞退を招くことも考えられます。

密なコミュニケーション

密なコミュニケーションを取ってくれた企業に対し、嬉しいと感じる学生も多くいます。

例えば、内定通知の書類に選考に関わった社員からの手書きのメッセージが書かれている、内定が決まった日に選考でお世話になった先輩がお祝い会を開催してくれたなどの声がありました。

1人1人の候補者や内定者と真摯に向き合う企業は支持され、優秀な人材の獲得にも繋がります。

デメリットやネガティブな意見も教えてくれる

デメリットやネガティブな意見も教えてくれたことに対して、嬉しかったという内定者もいます。

また、他社と悩んでいる時に「しっかり悩んで決めていいよ」と猶予をくれたことに対して嬉しかったという声も上がっています。

このような行動は、内定者の企業に対する安心感や、信頼感がアップするでしょう。

その他、入社後の昇進のことや、給料、福利厚生の具体的な説明をしてくれたことに対し嬉しいと言っている内定者も。包み隠さない、オープンなコミュニケーションが、内定者が嬉しい内定者フォローを行うポイントの1つと言えそうです。

内定者フォローの実例を紹介

内定者フォローの実例

それでは、内定者フォローの実例をいくつかご紹介していきます。
実施する際、内定者が嬉しいと思うポイントも合わせてご紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

懇親会

懇親会では、カジュアルな雰囲気の中ざっくばらんに様々な話ができます。
同期と交流する中で、入社後の新しい生活に対する期待や、仕事に対するモチベーションも上がるでしょう。

また、内定者同士だけでなく先輩社員と交流ができるようにすることで、就職活動中だけでは足りなかった部分、実際に働いている人だからこそわかる部分を、知ることができます。
給与のことや、休暇のことなど、面談や座談会の際や人事担当者には聞きにくかったことも聞ける機会になるといいでしょう。

ポイント

・ざっくばらんに会話ができる雰囲気づくり
・社員だからこそ分かる話を聞ける機会に

内定者懇親会について詳しくはこちらへ

座談会

懇親会はカジュアルにトークをできるのがいいところですが、自発的に行動しないと話相手が見つからず孤立してしまうなど、参加者が負担に感じる部分もあります。
座談会は初めから対話をすることを目的として集まるため、「積極的にコミュニケーションを取らなくては」というプレッシャーを感じることが懇親会より少なくなります。

また、懇親会よりも深い対話ができる場合が多く、企業理念や入社後のビジョン、キャリアプランなどを改めて深掘りする機会にできるでしょう。
入社に対するモチベーションが上がる時間となるはずです。

しっかりコミュニケーションを取り、内定者が受け身にならないようにするためにも、司会者を設け、必ず1人1回は発言をするようにするといいでしょう。

ポイント

・深く対話し今後のキャリアや入社に対する思いを改めて確認する時間に

面談

それぞれ内定者が抱いている不安は異なります。
内定者と面談を行うことで、1人1人内定者の不安に寄り添い、それを払拭することが可能になります。
人の目がある時には話しにくいことも面談の際なら話せることも。

入社までに定期的に面談を行い、今感じていることや、悩み、不安に思っていることなどをヒアリングするといいでしょう。
ただ、あまりにも面談回数が多かったり、来社を求めたりすると内定者は大きな負担を感じ内定辞退を招くことも考えられます。

ポイント

・あまりにも面談回数が多い、必要以上に来社を求めるなどはNG
・1人1人にあったアプローチを心がける

グループワーク

グループワークを行うことで、内定者はワークを通してその他の内定者のパーソナリティや、企業側が内定者に求めることを知ることができます。

同期となるその他の内定者の人となりを知ると、入社後の人間関係の構築がスムーズに。
また、グループワークを行う際には、どのような意図があり、何を学んで欲しくて行うワークなのか説明するようにしましょう。
グループワーク後はフィードバックを行うことをおすすめします。

ポイント

・グループワークを通して企業が内定者に求めていることを提示する
・内定者同士、内定者と企業の相互理解が深まる場にする

内定者研修

入社後に必要となるスキルや知識を、ある程度入社前に身につけておきたいと思う内定者が多くいます。

内定者フォローとして、ビジネスマナーや業界の基本知識などを伝えることで入社後に対する不安を少し払拭することができます。
しかし、内定獲得後、「入社までに今しかできないことをしたい」と思う内定者もいるので長い期間拘束することはおすすめしません。

ポイント

・入社後に役立つスキルや知識を伝える

内定者研修について詳しくはこちらへ

内定者フォローを行う時のポイント

内定者フォローのポイント

続いて、内定者フォローを行う際のポイントをご紹介していきます。
内定者フォローは、「内定者の不安を払拭するために行うもの」ということを第一におきながら、以下のことも注意してみてください。

定期的な連絡

定期的に連絡を取るようにしましょう。
内定を出してから入社直前まで何も連絡をしないのでは、「企業から必要とされていないのではないか」と感じてしまい志望度が低下します。
そして、他の企業に内定者が流れてしまったり、内定者の不安を大きくしてしまったりする可能性が高くなります。

定期的に連絡をするために、座談会などのイベントの開催、面談、社内報の発行など、連絡をするきっかけとなるものがあるといいでしょう。
ただ、あまりにこまめに連絡をしすぎると、内定者は監視されていると感じてしまい、内定辞退を招きかねません。
1ヶ月に1回程度の連絡頻度がいいでしょう。

企業の情報をオープンにする

不明なことに対して人は不安を抱くものです。
どのようなカルチャーでどのような社員がいるかや、給与のことや福利厚生、社内制度、業界での立ち位置などなるべく多くの情報をオープンにするようにしましょう。

企業や業界に関してクローズドな情報ばかりでは、実際この企業・業界はどのような場所なのだろうかと不安が大きくなっていってしまいます。

内定者は「企業や業界のリアルな面を知りたい」と思っています。
隠すことなくネガティブな面やデメリットも伝えることが逆に、企業に対する信頼を上げることになります。
また、入社前に企業や業界について知ることで入社後のギャップは少なくなり、離職率の低下に繋がるかもしれません。

働く準備のフォローを行う

働き始めるためのフォローを行うことで、内定者は少し安心して入社を迎えることができます。
なるべくスムーズに入社後の生活や、業務を行えるようにサポートしましょう。
スキルや知識の面の他に、精神面でのサポートも意識してください。

オンラインで行う必要性も

コロナ禍では、内定者フォローをオンラインで行う必要性もでてきます。

必要以上に来社を求める、オフラインでの内定者フォローにこだわりすぎる、などの行動を取ると「社員のことを考えていない企業だ」「時代のニーズに合わせて柔軟に対応できない組織だ」というイメージを持たれてしまいます。
状況を見て、その時にベストなフォロー内容を考えてください。

内定者フォローを実施する際におすすめのツール

バヅクリ

最後に、内定者フォローに役立つおすすめのツールや、サービスをご紹介します。
導入することで効率的に内定者フォローを実施することができます。

バヅクリ
出典:バヅクリ

バヅクリはプレイライフ株式会社が運営する、オンラインチームビルディングサービスです。
取り入れることで、内定辞退や早期離職の防止、入社に対するモチベーションの向上を期待できます。

数多くの遊び体験をプロデュースした実績のあるプレイライフ株式会社が、図工、マインドフルネスなどさまざまなオリジナルの体験イベントを提供しており、プログラムはなんと70種類以上。
体験を通し楽しみながら、仲間づくり、入社への動機付け、自己理解を深めることが可能です。

コンテンツ企画や運営は同社にお任せでも、体験の中でしっかりと企業の魅力を内定者にアピールすることもできます。
また、講師は各業界のプロが務め、講座のクオリティが低い、盛り上がりに欠けるという心配もありません。

参加者満足度は97%以上。
株式会社みずほフィナンシャルグループを始めとして200社以上の企業が導入しています。

料金:165,000円〜

TSUNAG

TSUNAG
出典:TSUNAG

株式会社スタメンが運営するサービス、TSUNAGでは、会社と従業員のエンゲージメントを高めることを目的とし、様々な社内制度の運用を行うことができます。

内定者に向けたアプローチも可能です。
SNSのような画面を通し、社内情報をカジュアルに発信できたり、内定者同士を繋ぐこともできます。

https://tunag.jp/ja/

フレッシャーズ・コース

フレッシャーズ・コース
出典:ダイヤモンド社

ダイヤモンド社が提供している、フレッシャーズ・コースは雑誌のような冊子を読み学びを深めていくスタイルで内定者フォローを行います。

冊子には、著名人のインタビューや、社会人になるまでに読んでおきたい本の紹介、内定者のためのQ&Aなどを掲載。
付録のコミュニケーション・ペーパーを使うことで人事と内定者の間でコミュニケーションを取ることも可能です。

このサービスを利用することで6ヶ月という長期にわたり、内定者フォローを行えます。

・料金:1人 8,000円〜
https://jinzai.diamond.ne.jp/tools/fresherscourse/

オンライン型、研修型、SNS型…様々な内定者フォローツールに関してはこちら

まとめ

内定者の喜ぶ内定者フォローは

  • 社内の様子や企業の考え方をさらに深く知れる
  • 働くために必要なスキルや知識を身につけられる
  • 密にコミュニケーションが取れる

など、入社に対する不安を払拭できるものです。
また、一緒に働けることが楽しみであることや、期待していること、必要としていることを伝えることで内定者のモチベーションがアップします。

ぜひ、内定者に寄り添い、企業に対する不安や不明な点がなく入社を迎えられるようなサポートをしてください。