内定者研修の目的とは

内定者研修の目的

内定者研修は、内定者を対象に入社前に行われる研修を指します。
内定者研修を行う目的としては

  • 不安の解消
  • 同期との絆を深める
  • モチベーションアップ
  • ビジネス基礎能力の向上
  • 内定辞退の防止

などが挙げられます。

内定者フォローを兼ね内定者研修を行うことで、「内定者に寄り添ってくれる企業である」というイメージ付けができ内定辞退の防止を期待できます。
また、同期との関係性構築、基礎的な知識やスキルを身につけることで、入社後の勤務をスムーズにしたり、不安を払拭したりすることなどができます。
即戦力の育成のために内定者研修を行う企業もあります。

内定者研修は「この会社に入社をするんだ」と内定者に意識付けをする大切な時間にもなります。

内定者研修でおさえておきたい項目

内定者研修の項目

それではまず、内定者研修を行う際におさえておきたい基本的な研修内容をご紹介していきます。

自社の理解促進

企業の理念やカルチャーなどをさらに深く理解してもらうための講義やワークを行いましょう。
就職活動中に得た情報だけで、企業の全てが理解できるわけではありません。
企業への理解を促進することで入社後のギャップを低減でき、離職率の低下も期待できます。
魅力を伝えることにより入社へのモチベーションもアップします。

また、実際に社員が働いている様子を見学できたり、先輩社員からの話を聞けたりする機会があるといいでしょう。

基礎マナー

入社してからスムーズに業務に入れるよう、入社前に社会人としての基礎的なマナーを身につけてもらうようにしましょう。
名刺の渡し方や、メールの書き方などのビジネスマナーが主なレクチャー内容となります。
また、入社に対する不安が解消されると、基礎マナーのレクチャーを希望する内定者も多くいます。

人事面談

人事面談では、内定者が抱えている不安や悩みをフォローすることを目的とします。
不安や悩みは人それぞれ違うものです。
個別に面談を行うことで、1人1人にあったアプローチをすることができます。
また、内定者側にもメリットがあり、人がいる場では相談しづらいことも話すことができます。

プレゼン

プレゼンの研修を行うことにより、ロジカルに物事を考え、そして、それを人に伝える力が身につきます。
実際に業務の中でプレゼンをする際だけでなく、日頃の円滑にコミュニケーションを取ることでも必要なスキルになります。
また、グループでプレゼン内容を考えることで、同期との親睦を深めることも可能です。

同期とコミュニケーションを取るワーク

同期同士で親睦を深められるような、コミュニケーションを取るワークを行いましょう。
相互理解を深めることで心理的安全性も高まり、入社後の業務や関係の構築もスムーズになります。

心理的安全性について詳しくはこちらへ

参加満足度が上がる、面白い内定者研修コンテンツ8選

内定者研修のおもしろいコンテンツ

それでは、参加者の満足度がアップするゲーム系の研修や、アクティビティ系の研修など、面白い内定者研修のコンテンツをご紹介していきます。

しかし、面白いコンテンツを用意することでどうして参加者の満足度が上がるのでしょうか?

面白いコンテンツを行うことで、内定者の満足度は上がる?

ゲーム系やアクティビティ系などの面白いコンテンツを研修で行うことで内定者の満足度が上がる理由として、次のようなことが考えられます。

堅苦しい雰囲気が払拭できる

初めて会う同期、慣れない会場…と緊張する要素の多い内定者研修ですが、面白いコンテンツを用意することで堅苦しい雰囲気が払拭され、カジュアルな雰囲気の中研修を行うことができます。
堅苦しい雰囲気を払拭することで、研修は盛り上がり参加者の満足度も高くなるでしょう。

素の姿が見えやすい

ゲーム性のある企画など面白いコンテンツ内容の研修を通すことで、ありのままの自分をさらけ出すことができます。
どのような人がいるかわからない環境でありのままをさらけ出すことは怖いと感じますが、面白いコンテンツ内容の研修では、自然と素の状態の自分で過ごすことができるのです。

参加者の結びつきが強くなる

一方的に話を聞くだけの講義形式の研修や、通信教育型の研修とは違い、ゲーム型やアクティビティ型の研修は参加者とコミュニケーションを取る機会が多くなります。
そのため、参加者同士の結びつきが強くなります。
また研修後には、チームで物事をやり遂げた達成感がさらに結びつきを強くするでしょう。

主体的に参加してもらえる

参加者に楽しいと感じてもらえる、ゲーム系やアクティビティ系などの面白い研修内容にすることで主体的に研修に参加してもらえます。
ただ聞く・見るだけの研修とは違い、「体感」をすることで学びも深いものとなるでしょう。

それでは、面白い研修内容の具体例をご紹介していきます。

1. 焚き火

焚き火はリラックス効果があると言われています。
焚き火を囲むことで、普段は言えないこともすっと話せてしまったりするのです。

焚き火を囲みながら、内定者同士だからこそ共感できる不安や悩みを共有することで、同期同士の繋がりは強くなり、入社に対するモチベーションのアップも期待できます。
また、参加者の考え方やパーソナリティを知る機会にもなり、相互理解が深まることで関係性の構築がスムーズになります。

焚き火を取り入れた内定者研修は、オンラインでの実施も可能です。

2. 幼稚園研修

幼稚園研修は、新入社員が数日間、幼稚園で園児たちと過ごし食事やお遊戯のサポートをする研修です。
コミュニケーション能力の向上を目的として行われています。

株式会社栃木ダイハツ販売会社などで取り入れられており、ファミリー層をターゲットとした接客やショールームの改善にも活かされています。

3. ウォーキング

数名でグループになり、長距離を歩きます。
歩きながら会話をしたり、歩き疲れたメンバーをサポートしたりと、コミュニケーションを活発に取ることができます。
また開放的な雰囲気の中、行える研修なので参加者の素の部分を引き出すこともできるでしょう。

タクシー会社である国際自動車株式会社などで取り入れられており、同社では観光スポットを歩いて巡ります。
金銭面でのコストがかからないこと、参加者が楽しんで参加できることなどがメリットと言えます。

4. 謎解き

謎解きは、その名の通りなぞなぞを解いていくゲーム系の企画です。
個人での謎解きもできますが、チームで協力し謎解きを行うことで、メンバー同士の親睦を深めることができます。

クイズの内容を企業の歴史などに関するようにすれば、企業への理解も深められます。

5. ディズニーアカデミー研修

大人気テーマパーク・ディズニーランドのキャストから顧客対応やホスピタリティーについて学ぶ研修であるディズニーアカデミー研修。
ディズニーリゾート公式の研修です。

モチベーションを高める、サービスの質を向上させ顧客の満足度を上げる、顧客視点の発想をできるようにするなどの目的で研修内容は決められています。

多くの企業で取り入れられ、2,200社以上で受講されています。

6. マインドフルネス

マインドフルネスは、「今」に心を向けた状態を指します。
不安は「未来」や「過去」のことを想うときに抱くもの。
「今」にフォーカスを当てることで、不安を解消していくというワークです。
Google社などでもマインドフルネスは取り入れられています。

瞑想をすることにより、マインドフルネスの状態になり抱いている不安を払拭だけでなく、自分自身を内省することもできます。
また、マインドフルネスのワークを通して感じたことを共有し合うことで、参加者の相互理解を深めることにも繋がります。

7. エンプロイー・ジャーニーマップ

エンプロイー・ジャーニーマップとは、入社から定年までのキャリアプランを具体的に描くワークのこと。
定年までの年数を10年単位で分け、それぞれの年代でどのような仕事がしたいかを書き出します。

自分の目標に対する道筋を明確にすることで、仕事へのモチベーションアップを目指します。
また、仮に希望しない部署に配属になった場合でも、目標に対しその環境で何を学べるかなどを考えることに繋がり、離職率の低下、与えられた仕事に対するモチベーションの向上を期待できます。
このワークはニトリホールディングスなどで取り入れられています。

8.寸劇

演じるということを通してお互いの喜怒哀楽、考え方、価値観を理解し、繋がりを深くする研修内容です。

演劇を通して「伝える」というスキルを身につけることで、人間関係もスムーズなものとなります。
また、演じるという非日常の体験は深く記憶に残る研修となるでしょう。

内定者研修を進める上で知っておきたいポイント

内定者研修のポイント

それでは、内定者研修を進める上で、押さえておきたいポイントや、知っておきたい考え方などをご紹介していきます。
以下の点をしっかり把握し、内定者にとっても、企業にとっても意味のある内定者研修を行なってください。

内定者研修は会社の魅力をプレゼンする場であると思う

内定者研修は、内定者に向け会社の魅力をプレゼンする場であると思いましょう。
企業に対してポジティブなイメージを持ってもらうことで、入社に対するモチベーションも上がります。
ただ、メリットばかりを伝えて、ネガティブな面やデメリットを伝えないのでは企業に対する安心感や信頼が薄れてしまうので気をつけてください。

内定者が能動的に動ける研修内容にする

内定者が受け身ではなく、能動的に動きたくなるような企画内容にしましょう。
能動的に参加できる研修内容にすることで、参加者の満足度はアップし、学びも深いものになります。

内定者と企業側のニーズをすり合わせる

内定者研修において内定者が企業側にフォローを求めることと、企業側が内定者に身につけて欲しいこと・学んで欲しいことのすり合わせを行うようにしましょう。
企業側の願望ばかりが優先された研修内容では、内定者の満足度は低くなります。

強制参加はNG

就職活動が終わってから、留学や旅行など学生のうちにしかできないことをしたいと思う内定者もいるので強制参加はNGです。

内定者研修を企画する上で役立つサービス

最後に、内定者研修を企画する上で役立つサービスをご紹介します。
一味違う面白い内定者研修を行いたい時におすすめのサービスばかりです。

内定者研修を企画するためのノウハウがない、面白い内定者研修を行うために手助けが欲しいという組織は、ぜひプロの手を借りてみてはいかがでしょうか?

バヅクリ

バヅクリ
出典:バヅクリ

バヅクリは数多くの遊びをプロデュースしてきたプレイライフ株式会社が運営する、チームビルディングサービスです。
図工、マインドフルネスなど遊び・体験を通しながら、

  • 内定辞退や早期離職の防止
  • 入社に対するモチベーションの向上
  • 仲間作り
  • 相互理解を深める
  • 企業の魅力を伝える

などのことができます。

講師は全てプロが務め内容は本格的。
満足度は97%以上を誇ります。

料金:110,000円〜

チャンバラ合戦–戦IKUSA-

チャンバラ合戦–戦IKUSA-
出典:株式会社IKUSA

チャンバラ合戦–戦IKUSA-は、様々なアクティビティやイベントをプロデュースしてきた株式会社IKUSAが提供する、チームビルディングを目的としたゲームです。

スポンジの刀を使い、腕に付けたボールを落とします。
勝負の勝敗を決めるのは、戦略とチームワーク。
楽しみながら同期との仲を深めることが可能です。

料金:400,000円〜
https://ikusa.jp/service/tyanbarakassen/

サバ研

サバ研
出典:株式会社IKUSA

アメリカの軍隊や企業で実際に採用されている「OODA LOOP」。
「OODA LOOP」とは、「見る・わかる・決める・動く」の勝利を収めるまでの意思決定プロセスを分かりやすく理論化したフレームワークです。
遊びを通しながら「OODA LOOP」の考え方を学ぶことができます。

意思決定、組織成長、リーダーシップが重要なカギとなり、ゲーム後はチームメンバーの結束が強くなっているでしょう。

料金:400,000円〜
https://ikusa.jp/service/sabaken/

まとめ

面白い内定者研修は、参加者の満足度を高め、学びも深いものとなります。
また、他社との差別化を図れるような面白い研修内容にすることで、企業の魅力を内定者にアピールしてください。

ただ、内定者研修は

  • 面白いだけでなく内定者も望んでいる内容か
  • 強制参加ではない

という点に気をつけて実施してください。
企業側にとっても、内定者側にとっても意義のある時間にしましょう。